マイナンバー対策と風俗嬢!本業に風俗バイトがバレたりしない?税金は?

風俗のお仕事をしている女の子達は、2016年1月(平成28年)に導入されたマイナンバー制度に不安を感じている人も多いと思います。「風俗店勤務が本業にバレない?」「税金たくさん取られるの?」などマイナンバーに対する一般的な疑問について調べてみました!

マイナンバー制度とは

マイナンバー(個人番号)とは、日本国民一人一人に割り当てられた12ケタの番号です。「国民総背番号制」と言われたことがありますが、イメージとしてはそんな感じです。一生使うことになる番号なので、大切にしましょう。仕組みや制度の詳細は総務省の公式ページを見たり税理士さんに相談したほうが正確にわかりますので、ここでは大まかな説明と「風俗嬢はどうすればいいの?」ということに基本にしていきます。

管理されるって怖いような…何が変わるの?

不正防止と、困っている人の支援

マイナンバーの導入により、国が個人の所得や行政サービスの受給状況が把握しやすくなります。それにより不正受給をしている人や、本当に困った状況にあるのにサービスを受けられていない人がわかりやすくなります。不正を防止し、助けが必要な人にきちんとした支援を行うことができます。

行政の効率化

これまでは市役所に行ったり、税務署に行ったり、あちこち行ったり来たりして書類をもらったり手続きをすることもありました。マイナンバー導入後は、国と地方公共団体の情報連携が始まることにより、個人の情報照合がスムーズになったり書類が削減されるなど、国民の負担が軽減されます。まだ開始されていないサービスもありますが、今後以下のようなメリットが出てきます。

引越しした時の手続きが簡単になる(役所に行く回数が減る)
年金の手続きが簡単・明確になる
奨学金の手続きが簡単になる
福祉・介護・災害時などの身元確認、支援利用時に手続きがスムーズになる

先進国で導入してないのは日本だけ?

余談ですが海外の施策もちょっと気になるところですよね。海外ではマイナンバーのような制度はあるのでしょうか。少し調べてだけですが意外にもG7(Group of Seven/7つの先進国のこと/フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、アメリカ、カナダ、日本)は半々くらいでした。

イギリスは一時期似たような制度があったのですが、2010年に反対政権に政権交代したため完全廃止&情報は破棄。フランスやドイツは歴史的背景により憲法違反になる部分もあるため、マイナンバーのような番号はないようです(納税者番号や、社会保障番号など目的に応じた番号はある)。アメリカやお隣の韓国では以前から導入されていますが、情報漏えいが社会問題になっているようです。イギリスのような例もあるので、決まったからといって制度がくつがえったり変化していく可能性は十分あります。

風俗バイトの収入が国や本業にバレる?

普通はバレません

結論から言うと基本的にはマイナンバーが始まったからといって「バレません」。なぜなら実は、女の子と風俗店の間には「雇用契約がない」からです。普通の風俗店なら、面接へ行って体験入店をしたり、採用されて働き始めるときに必要だったのは「身分証明書」だけだったと思います。運転免許証や住民票などですね。そして、雇用契約書のようなものは書かなかったはずです。

貸衣装のクリーニング代や送迎代、備品代等でお給料からちょっとだけ「雑費」が引かれるお店もありますが、「所得税(源泉徴収)」は引かれていないはずです。

なぜなら風俗店で働く女の子は「個人事業主」(自営業/フリーランス)だからです。アルバイトという感覚でみんな働いていますが、厳密には「お店が女性をアルバイトとして雇い、お給料を支払っている」のではなく「お店は女性に業務委託(お仕事の依頼)をして、女性はその報酬をもらっている」のです。給料ではなく報酬というのがポイントですね。

※「はじ風」の求人情報や普通の風俗求人でもそうですが、わざわざ募集要項に「雇用契約」「報酬:いくら~」とは書くお店はまれです。「アルバイト募集」「お給料はいくらいくら~」と書いてあるのが普通なので、そこは気にせずお仕事探しをしてくださいね!

【結論】
雇用関係にない=お店にマイナンバーを申告しなくていい=マイナンバーからバレることはない

過去に稼いだ高収入のこともバレません

「大学時代、夏休みに出稼ぎデリヘルでいっぱい稼いだ…」「ソープ嬢だったから高額月収を稼いでいた…」などと不安になっている方も多いと思います。これまで特に問題もなく自分や会社(本業)で確定申告をしてきているのなら、マイナンバー交付により過去の収入(副収入)が問題になることはないはずです。

バレる可能性があるパターン

源泉徴収が引かれている場合

もしお店が源泉徴収をしている場合は「支払調書の提出」が義務付けられています(お店に)。お店が税務署に「年間で誰にいくら支払ったか」を報告する書類です。これにより国に女の子の収入が把握されるわけです。

風俗のお仕事とは別に本業と掛け持ちしている女性は、収入増による住民税のでUPで本業にバレる可能性があります…(対策は下記)。お給料から源泉徴収としていくらか引かれている場合は、お店に確認してください。

※あえて源泉徴収をしているお店もあります。税金対策やマイナンバーに詳しい店長・スタッフがいるか、相談できる税理士がいるなどの理由が考えられるので、その場合は遠慮なく相談しましょう。

風俗は支払い報告の義務がない?

ないと明確に記されているわけではありません。しかし、お店が国に支払い報告をする必要があるのは「源泉徴収義務がある職業の場合」です。ちなみにその義務があるお仕事についての記載を少しご紹介します。

(1)キャバレー、ナイトクラブ、バーその他これらに類する施設でフロアにおいて客にダンスをさせ、又は客に接待をして遊興や飲食をせさるものにおいて、客に侍してその接待をすることを業務とするホステスその他の人のその業務に関する報酬・料金

(2)ホテル、旅館、飲食店その他飲食をする場所(臨時に設けられたものを含みます。)で行われる飲食を伴うパーティー等の会合において、専ら接待等の役務の提供を行うことを業務とするいわゆるバンケットホステス・コンパニオン等その他の業務に関する報酬・料金

【所得税法 第204条(源泉徴収義務)】より抜粋

風俗店は女の子と業務提携をしているスタンスなので、「飲食提供や接待をさせるために女性を雇っているわけではない」…。ここがキャバクラやコンパニオンさんと風俗嬢との違いですね。だから風俗は源泉徴収義務はない…というのが、風俗業界に関わる人々や税理士さんの意見のようです。

本業がある人(会社にバレたくない人)は…

住民税,自分で納付

キャバクラのような水商売のお店がそうなのですが、支払調書を提出しているお店も存在しています。その場合収入額がはっきりわかるので、高収入を得ていると住民税が上がります。それにより、住民税が本業の給料から天引きされている場合は、誤差が出て副業がバレる可能性が出てきます。※なにか副収入があるなということが発覚するだけで、勤め先である風俗店のことまで本業にバレるわけではありません。

このように「副業先が源泉徴収をしている(支払調書を提出している)」場合は、確定申告の際に住民税の納付方法を指定しましょう。確定申告書の住民税の納付方法を「給与から差し引き」ではなく「自分で納付」にチェックするだけです。

マイナンバーと風俗業界

自己管理をしっかりしよう

根本的に「マイナンバーだからどうこう」ではなく、本来払うべき税金の申告漏れや不正な行為が問題視されるわけですね。わざとではなくウッカリ支払い忘れていた税金があった場合も、書類でお知らせが届いていたり、事前連絡があるはずです。そもそも相手は公務員ですので、ある日突然怖い人が取り立てにくるようなことはありません。

風俗業でもそれ以外でも副業をしている人、扶養内で働いている人、仕送りをもらっている学生さんや自営業の人などなど…。納税のことは業種や環境に関わらず誰もが疑問に思うところです。税務署には無料の相談窓口や電話相談などもあるので、「風俗」とは言わずに相談することが可能です。マイナンバーや確定申告のことがわからず相談をしている人はたくさんいるので、誰でも安心して相談できます。

まとめ

…ということで、普通は「マイナンバー制度が始まったからといって風俗バイトのことが周囲にバレたりはしない」「マイナンバー提出で副業している場合は、住民税の納付方法を本業の給料から差し引きではなく『自分で納付』にするとよい」のですね(2017年1月現在、情報収集した段階の話です)。風俗の仕事のことがバレるから女の子が入店しなくなって業界が廃れる…なんてこともなさそうです。

しかし、まだ始まったばかりの制度なので、風俗業界に限らず様々な業界が様子を見ているのが現状です。不安な方は、面接前(入店後でも)にお店にしっかり相談してみましょう。今はネットで風俗業界に詳しい税理士さんを探して相談することもできます。そしてお給料が銀行振り込みなどで、しかも高収入を得ている場合はきちんと確定申告をしましょう。確定申告を自分でする際も、無料相談窓口などがあります。不安なまま働くより、安心して働いて高収入を稼いでいってくださいね!

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はじ風編集部

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