ホテヘル(ホテルヘルス)とは、お店の受付所周辺のホテルやレンタルルームに行ってお客様にヘルスサービスをする風俗業種です。
お客様は受付所に来店する必要があるので知人バレを防ぎやすく、接客場所も徒歩圏内のホテル限定で、自宅や遠方派遣がないので安心です。
- 目次
ホテヘル(ホテルヘルス)のお仕事内容
【決められた所へ出向く業種】 ホテルヘルス(ホテヘル)とは、お店の受付所周辺のホテルやレンタルルームに行ってお客様にヘルスサービスをする風俗業種です。
【受付型について】
同じ派遣型でもデリバリーヘルスと違い、お客様が必ず受付に来店するシステムになっています。受付スタッフがお客様チェックをしてくれるので安全ですし、カメラモニターでお客様確認ができるお店もあるので、知人バレ対策がしやすいです。
【移動時間について】 派遣先は周辺ホテルかレンタルルームのみで、遠方やお客様のご自宅への派遣はありません。お客様が先にホテルに入るスタイルのお店が多いですが、待ち合わせをして一緒にホテルへ入るお店もあります。デリヘルに比べて移動時間のロスが少ないため効率よく働く事ができ、ホテルで接客できるので衛生面でも安心感があります。
店舗型ヘルス、デリヘルとの違い
同じヘルスプレイの業種でも、ファッションヘルス(店舗型ヘルス)やデリバリーヘルス(派遣型ヘルス)とどのような違いがあるのかを表にしてみました。
業種 | 接客場所 | 待機所 | 掃除 | 回転率 |
---|---|---|---|---|
ホテヘル | ホテル/レンタルルーム | 集団or個室 | なし | ◯ |
デリヘル | ホテル/レンタルルーム/お客様の自宅 | 集団or個室 | なし | △ |
ファッションヘルス | 店内個室 | 個室 | 自分でやる | ◎ |
ホテヘルのお仕事の具体的な流れ
ホテヘルのお仕事の基本的な1日の流れはこうです。
待機について
【待機方法はお店による】 待機は大きな部屋でみんなで過ごす「集団待機」か、ネットカフェのようにパーテーションなどで区切られた個室空間で一人で過ごす「個室待機」が一般的です。
【待機中の過ごし方】
待機中の過ごし方は基本的に自由なので、写メ日記を更新したり、体を休めたり、メイク直しをするなど人それぞれです。
お店の雰囲気にもよりますが、他の女の子に会った時は挨拶程度で大丈夫です。集団待機でも、無理にお話をする必要はありません。
【タイミングを知らせてくれる】 お仕事が入ると、連絡があったりスタッフが迎えに来てくれたりします。
ホテルへの行き方
【お客様の動き】 受付を済ませたお客様は、先にホテルに入って女の子を待つか、一緒にホテルへ向かうかの2パターンあります。
【移動は近場】 ホテルは受付所周辺の指定ホテルなので、基本的に徒歩で移動できます。デリヘルのように車で送迎されたり、自分で電車に乗ったりしなくて大丈夫です。
- 【例:お客様が先にホテルで待っている場合】
- お客様は先にホテルに入り、お店に「◯◯ホテルの△号室に入りました」と連絡を入れます。女の子はホテルへ向かい、「**店です。△号室に入ります」と伝えればOK!
受付所を出て一緒にホテルへ向かうパターンの場合は、ご挨拶をして軽く手を繋いだり、そっとボディタッチをするなどしてお互いの緊張感をほぐすことができます。移動時間は短いですが、ここで良い雰囲気にしておくとサービスがスムーズに進むので、笑顔で接していきましょう。
- 【例2:一緒にホテルに入る場合】
- 受付所の前やホテルの前で待ち合わせをして、一緒にホテルへ入ります。受付には「**店です」と伝えればお部屋のカギを渡してもらえるので、そのまま二人で入室すればOKです
※ホテル入室の流れは、お店の人からもきちんと説明してもらえます。わからない時は遠慮なくスタッフさんにききましょう!
もっと詳しく!
実際にホテルのお部屋に入った後の、詳しい流れをご説明します。利用者数の多い60分コースの例です。
- ご挨拶&タイマーセット【5~10分】
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まずはご挨拶をして自己紹介。初対面のお客様は緊張していることもあるので、お互いにリラックスできるよう軽いトークタイムです。
デリヘルならこのタイミングでコース料金を受け取りますが、ホテヘルの場合は事前に受付所でお会計を済ませてあるので、女の子がお金のやり取りをする必要はありません。延長や追加オプションがあった場合のみ後払いとなります。
次にインコールといって、お部屋に入ったことをお店に電話報告します。
そして持参したタイマーをセットします。これは、プレイ時間をオーバーしないようにするためです。
60分コースの場合、スタートから「50分後」にお風呂行きましょうの合図(アラーム1)。
そこから10分後の「60分後」にサービス終了の合図(アラーム2)。
慣れないうちはプレイの時間配分が難しいと思うので、特にタイマーセットを忘れないようにしましょう。
- シャワータイム【5分程度】
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歯磨きとイソジンうがい薬で口の中を清潔にします。
シャワータイムでは、主にグリンスという消毒用石鹸を用いてお客様の体を丁寧に洗ってあげます。この時のイチャイチャが好きで、ロングコースを取るお客様もいます。その場合は湯船をはって、一緒にお湯につかることもあります。
出るときはお客様の体をタオルで丁寧に拭き、自分は手早く拭きます。そしてベッドへ向かいます。
- ヘルスサービス【30~40分】
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ベッドでのヘルスサービスは、お店独自の決まりがない場合は自由な流れでプレイします。
ごくスタンダードな内容としては【オールヌード・キス・フェラ・全身リップ・69・手コキ・素股】などです。
お客様のご要望でオプションがつくこともありますが、オプションは自分で「OK/NG」が選べるので無理をすることはありません。
オプションはコスプレや電マ・ローターなどお店により様々なものがあります。
できる・できないを自分で選べて、オプション料金は全額バック(100%バック)になることが多いです。
- シャワータイム【5分程度】
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プレイが終わったら、シャワーで汗やローションなどをきれいに洗い流します。
- 名刺を渡し、お別れの挨拶をして退室【5~10分】
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今回のお礼を伝えて、名刺を渡して次回の指名に繋げます。時間に余裕があったらまったりお話して過ごします。
終了時間になると、タイマーが鳴るのでお別れの挨拶をして退室します。
お店へ電話をして(アウトコール)、サービスが終了したことを伝えましょう。
お別れした後は、お客様はそのままホテルでゆっくりしたり、帰ったり、アンケートを書くために受付所に戻ったりします。女の子は待機所に戻るのが基本なので、帰りも一緒になることは基本的にありません。待機所の場所がバレないように、お客様をお見送りした後で移動する女の子もいます。
※アンケートを書くと無料券や割引券がもらえるので、受付所に戻るお客様はけっこういます。
ホテヘルで働くメリットとデメリット
ホテヘルで働くメリットについて詳しくご紹介いたします。
ホテヘルのお仕事にはデメリットもあるので、自分が希望する働き方に照らし合わせてよく検討しましょう。
ホテヘルで働くメリット
- 受付所があるから安心!
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ホテヘルはお客様が必ず受付所に来店します。そのため、泥酔者や明らかに不潔な人などをシャットアウトすることができます。デリヘルだと電話受付なので、実際に会ってみないとどんな方かわかりませんが、ホテヘルなら最初に男性スタッフ(受付スタッフ)がチェックしているため安心感が違います。
また、お店によっては受付カウンターのところに動画カメラを設置し、来店したお客様の顔をモニターでチェックできるところもあります。知人バレ防止に役立ちます。
- プレイ場所はホテルのみ
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接客は受付所周辺のホテルかレンタルルームと決められています。そのため、遠方やお客様の自宅へ派遣されることは絶対にありません。ホテルへの移動時間は徒歩3~5分程度ですから、デリヘルの移動時間と比べて大幅な時間短縮になります。
お客様の自宅で接客する場合はシャワー設備やお部屋の環境(清潔感)などが気になるところですが、ホテルならその心配はいりません。ファッションヘルス(店舗型ヘルス)はプレイ後に自分でお部屋のお片づけをすることもありますが、これもホテルなので心配なし。小さなメリットがたくさんあります。
- 盗撮防止
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お客様の自宅で接客となると、衛生面の他に盗撮のリスクも気になります。その点ホテルなら何か細工をすることを防ぎやすいので安心感があります。
万が一トラブルが起きた時も、ホテルのスタッフやお店の人を呼びやすいのもメリットです。
- ネットで顔出ししなくても指名がもらいやすい
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ホテヘルは「パネル写真」といって、受付所に女の子の写真を置いてあります。来店したお客様にその写真を見せて、「今日出勤してるのはこの子ですよ」と説明するためです。そこで写真を見て指名をするお客様もいるので、ホームページ(ネット)の方にはプロフィール写真を載せなかったり、顔出しをしてなくても良いというメリットがあります。
もちろんネット上にプロフィール写真があったほうが、ネットを見たお客様からの指名は入りやすいので、身バレ対策とのバランスを考えてお店と相談すると良いでしょう。
ホテヘルで働くデメリット
- お店の数が限られている
- ホテヘルはホテル派遣のみなので、自然とお店の立地は繁華街に集中します。そのためデリヘルに比べてお店の数がとても少なく、営業しているエリアが限られてきます。希望するエリアに求人が出ていない場合は、少しだけエリアに融通を聞かせたり、出稼ぎを検討する必要があります。
- 営業時間に制限がある
- ホテヘルの受付所は法律上24時以降は営業できません。深夜帯に働きたい人には向かないですが、日中~終電くらいまでで働きたいなら特に問題はないでしょう。 24時以降は営業形態がデリヘルに切り替わるお店もあるので、深夜帯も働ける人はそういうお店を探すと良いかもしれません。(その場合はホテル派遣だけではなく遠方や自宅派遣などもアリになるので、お店とよく相談しましょう)
- ホテルの良し悪しがある
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お店(お客様)が利用するホテルはだいたい決まっており、地域によっては当たり外れの差が大きいこともあります。
例えばA店でよく使われるラブホテルはオシャレで清潔だけど、B店のホテルは老朽化していてお客様にも不評…という感じです。こればかりは自分ではどうしようもできないので、面接の際に聞くか、口コミを調べるか、体験入店で確かめてみるしかありません。
- 万が一の時のタイムラグ
- ファッションヘルスのような店内接客ではなく、ホテル接客のため、万が一トラブルが起きた際にスタッフが駆け付けるまで少し時間がかかります。自宅派遣よりは安全ですが、もし何かあった時の対応はどうしたらいいかなど、きちんと教えてくれるお店だと信頼感があります。
- 知人と遭遇する可能性がる
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ホテルまで歩いて移動するため、移動中に知り合いに見られてしまう可能性もゼロではありません。
実際に知人にバッタリ会ってしまったなどという事はほとんどありませんが、友人・知人の行動エリアをハズしてお店を選んだりすることで知人バレのリクスを減らす事が出来ます。
ホテヘルのお給料の目安とバック率
【1人1人が大切】 ホテヘルのお給料は時給ではなく完全歩合制で、働いた分だけもらえます。お客様が入らないとゼロ円なので、指名でもフリーでも大切な1人となります。
【バック率について】 金額の目安は、お客様料金の50~60%バックです。それ以上のバック率は高バック率!基本のお給料プラス、指名料やオプション料が追加でもらえます。
【お店のランクについて】 高級店とふつうのお店、業種などによってお客様料金が違うので、当然お給料にも差が出てきます。
お仕事は完全歩合制なので、勤務時間や接客人数、指名の数などで金額が変わってきます。
長時間勤務でたくさん接客すればそのぶん高収入ですが、体が疲れすぎてもよくありません。目標金額や自分の体調を考慮して、無理のないシフトを組めるようにしましょう。
ジャンル別お給料の違い
お給料は公開されていないことが多いので、「お客様料金の50~60%」を目安として計算するとだいたいの手取りの予想がつきます。
料金が安いから悪いというわけではなく、採用のハードルが低かったり、ソフトサービスでOKというメリットがあったりします。料金だけで判断せず、お仕事内容や募集条件をよく見比べてみましょう。
ホテヘルのお仕事を探すうえでのポイント
【お店の特徴を探そう】 ホテヘルには様々なコンセプトや料金体系のお店があります。たとえば若い子ばかりを募集している学園系から、大人の女性をメインにした人妻系。料金も、リーズナブルな大衆店からちょっとリッチな高級店など…。それぞれの特徴やメリットがあるので、自分に合ったお店を探しましょう。
【無理せず働けるように】お給料や待遇など希望条件にマッチしたお店であること以外にも、「自分のキャラに合っているか」という点でも見てみると良いですね。無理せず働けるお店の方が、続けやすいと言えるでしょう。
面接~体験入店までの流れ
面接予約から体験入店までの流れを詳しくご説明いたします。
- まずは面接予約!
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まずは面接予約をします。連絡方法は、お店が指定しているものなら電話やLINE、応募フォームなど何でも大丈夫です。電話の場合は営業時間内にかけるようにしましょう。
【電話のかけ方一例】
「はじ風の求人ページを見てお電話しました。面接担当の方はいらっしゃいますか?」
【LINEやメールの挨拶例】
「はじ風の求人ページを見ました。お話を聞いてみたいのですが、どうすればいいですか?」
※余裕があれば「△歳です、風俗のお仕事は未経験です」「◯◯県から出稼ぎ希望です」など、自分の情報や希望を添えるとスムーズです。
面接日時はこちらの都合に合わせてもらえるので、都合の良い日をいくつか言えるようにしておくと安心です。(担当者が不在で第一希望がNGなこともあるため)
また、面接の際に必要なものも忘れずに確認しておきましょう!たいていの場合は履歴書は不要で、顔写真付きの身分証明書(運転免許証やパスポートなど)を求められることがほとんどです。
- いざ面接へ!
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お店の人に聞いておきたいことは、あらかじめ考えておいたり、メモしておくと安心です。また、実際にお店の中の様子を見せてもらえる場合は、待機所の雰囲気や事務所のスタッフさんの様子などを気にしておきましょう。きれいで明るいとか、電話がよく鳴っているとか、すれ違った女性が挨拶をしてくれたなど、お店の雰囲気を知る手掛かりになります。
- 講習について
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面接でお話をして、その場で採用が決まることもあります。もちろん「いったん家に持ち帰って入店を検討したい」という場合は、そう伝えれば無理な引き止めなどはされません。
お互いの了承のもと入店が決まった場合、お仕事を始める前に「講習」があります。
講習とはお仕事の流れやプレイのやり方などを、詳しく教えてもらうことです。講習を担当するのは店長さんだったり、専属の女性講師や、先輩キャストだったりとお店によって異なります。
講習のやり方も口頭で説明するだけのお店や、マニュアル本やDVD動画で講習をするお店、実際に女性講師に仮プレイのように流れを教えてもらう実技講習など色々あります。ホテヘルは特に、ホテルに入ってからの流れがわかりづらい女の子もいるので、スタッフさんと実際にホテルへ行って、お互いに服を着たまま口頭で流れを説明されるケースもあります。
服を脱いで男性スタッフを相手にするような、実技講習をするお店は最近では減ってきました。「不安だからどうしてもやっておきたい」という希望者のみ実技講習をするお店が多いようです。男性スタッフからのセクハラ講習が不安な方は、実技講習のないお店を選ぶと良いでしょう。
- お仕事&お給料
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講習を終えたら、お仕事スタートです!まずは『体験入店』といって、お試しでお仕事できる制度を設けているお店がほとんどです。実際に接客してみて、大丈夫そうならそのまま本入店(正式入店)し、無理そうだったらそう伝えて退店となります。
体験入店と正式入店の違いは実はそんなになく、どちらも「辞めたいな」と思ったら辞められますし、その場合でもお給料はきちんと全額もらえます。体験当日に「やっぱり辞めます」となっても、その日に働いた分は全額もらえるので無理をしないようにしましょう。「ここなら頑張れそう」と思ったら、そのまま頑張って目標金額を稼いでいきましょう!
こんな女性はホテヘルに向いてます!
ホテヘルは受付所があるので安心感があり、未経験でも始めやすいお仕事です。さらにこうした希望がある女性はホテヘルに向いていて、より稼ぎやすいと言えるでしょう。
- 接客場所はホテルがいい(自宅NG)
- 深夜勤務はしたくない!日中~夜までで働きたい
- 身バレの不安を減らしたい
- 時間のロスをなくして効率的に稼ぎたい
- 日払いでお給料をもらいたい
- お客様との会話を楽しめる、恋人気分を演出できる
実際にホテヘルで働く女の子インタビュー
当サイト『はじめての風俗アルバイト』では、実際にホテヘルで働いている女性への直接インタビューも行っています。どんな女性が働いていて、どれくらいのお給料を稼いでいるかや、お店の特徴を知ることができる貴重なコンテンツ!ぜひご覧ください。
ホテヘルのお仕事Q&A
女の子が直接お店や業界人に質問できる「Q&A」のコーナーもあります!ホテヘルについて注目度の高かったご質問をピックアップしました。また、この質問箱のコーナーは登録不要で無料でご利用できるので、気になることは遠慮なく投稿してみてくださいね!
- ホテヘルで働くメリットってなんですか?
- 20歳の学生です。風俗のバイトをはじめたくてヘルス系のお店を探してたら”ホテヘル”という業種を見つけました。最初はデリヘルのホテルだけバージョンだと思ってたんですけど「デリヘルもホテルに行くしな…」と思ったらわからなくなってしまいました。
- 男性経験がなくてもホテヘルで働けますか?
- 21歳の学生です。処女です。
キスや下半身を触られたり、フェラをしたことはありますが、それより先がありません。
- ホテヘルは受付でちゃんと男性をチェックしますか?
- 最近までデリヘルで働いていたのですが、立て続けに相性の悪い人(というかマナーがない人?)に当たってしまいお店の方に悪いですが辞めてしまいました。 風俗のバイトは続けたいので、今度はちゃんとした人しか来ない店で働きたいです。